生き方

稲盛和夫 著 /

京セラを設立し、KDDIを設立し、稲盛財団を設立した経営の巨人!


著者の経験豊富な経営方針と仏教の教えを通して、「生き方」を様々な角度で教えてくれるありがた~い本。


本書では「労働(仕事)」を日々の生活の中心に添え、人は仕事を通して、自らの心を高め、日々精進し、精一杯仕事に打ち込む。

それが、自らの人生を素晴らしいものへと導くとあり、経営者ならではの目線で説いてくれます。


また「手に入らないものを欲しがるな」「手に入るものを欲しがれ」と「足るを知る」精神や他人の利益になる行動をせよ、「利他の心」を持ちなさいと、そうすれはきっとその行いが自分の徳を高め、豊かな人間形成へと繋がる・・・と仏教の精神まで学べてしまいます!


普段はこのような哲学的な本はあまり読まなかったのですが、日々の生活の中で、一生懸命働き、感謝の心を忘れず、善き思い、正しい行いに努め、素直に反省し、自分を律する・・・そんな当たり前のことがいかに重要であるかを思い知らされました。


やはりどこをとっても、ありがた~い本でした。



読んだら忘れないための備忘録

歳を重ねるにつて、読んだ端からすぐ忘れては、本屋でお気に入りの本を手に取り、帰ってみたら、自宅の本棚に全く同じものがある光景に辟易してしまう。 そんな負の連鎖を極力避けるべく、またせっかくの学びをより確かなものにするための備忘録です。

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