下町ロケット2

池井戸潤 著 / 

  

下町ロケットの続編。

ロケットから人体へ・・・次は医療機器開発の右往曲折の物語。

  

相変わらずの池井戸潤節炸裂です。

正しいものは必ず最後に勝つ!という展開は今回も健在で、スカッとする気持ち良さ。

 

お金のためじゃない仕事の取り組み方があり、ひとつの命を救うための技術にひたむきに突き進む姿が、胸に迫ります。

けして権力や資本の差に屈することなく立ち向かい、逆転する様はとても清々しいのだが、現実世界はそうではないことは百も承知。

 

世の中、なにが正しくて、なにが正しくないのか、実に混沌としていて、理屈では筋の通らぬことだらけ…

と、嘆いてばかりもいられないので、そんな時は池井戸作品を読んで、襟を正して、まっすぐに生きていきたい。

 

さて、現在放送中のドラマを見るのをいったん我慢して、先に原作読んだんで、これからたまった録画を見るぞ〜これまた楽しみのひとつなり。

  

阿部ちゃん頑張れ〜!

  

★ハッとしてグッとポイント★

ひとつ終わってまた始まる。仕事に夢がなくなってしまったら、ただの金儲けです。それじゃあつまらない。違いますか。

読んだら忘れないための備忘録

歳を重ねるにつて、読んだ端からすぐ忘れては、本屋でお気に入りの本を手に取り、帰ってみたら、自宅の本棚に全く同じものがある光景に辟易してしまう。 そんな負の連鎖を極力避けるべく、またせっかくの学びをより確かなものにするための備忘録です。

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