ど素人でも経済ニュースがすぐわかる本

鈴木亮 著 / 


ほんとど素人だったので、アベノミクスも日本が世界一の借金大国であることも、年金、ほんとに貰えるの?とか、漠然としたイメージしか持てず、まあ、そんなことより日々の仕事があるしね・・・などと見ない聞かない素振りをし、納得させていましたが、さすがにこの年齢になって、知りませんなどとトンチンカンな回答で、街角インタビューで笑いものにされるのはさすがに堪えるので、少しはまっとうな答えが持てるようにと手に取りました。


経済と聞くとなんとも小難しい数字や専門用語が飛び交い、てんやわんやだと思ってたのですが、知れば知るほど、経済は面白い(今さらながら)。

 

自分の家庭の貯蓄額や公共料金のなどの支払いにはシビヤになるのに、それが国家規模となるとなんか大き過ぎて意味わかんねえ・・・

と思ってしまうのですが、国をひとつの家庭と例えるなら、我々国民はその家族なわけで、その家族が稼いできたお金で、家庭を切り盛りしてると考えれば、おのずと家族ひとりひとりが稼いできたお金、どんなふうにちゃんと使われてるの?とか貯金の残高あとどれくらい?

とか、家がそろそろ古くなってきたんで、リフォームにはどれくらいのお金が必要なの?とか考えますよね。

  

そうつまり、経済とは家庭で必ず見る家計簿だと考えれば、すごく腑に落ちる。

  

そう考えると、例えば消費税が来月から上がりますんで、と言われて、え、そうなの!

でも払わなきゃなんないならひとまず払いますけど・・・と盲目的に払ってしまうのと、そもそもなんでこんな段階的に上がっていくの?

とか本当に上げる必要があるのとか?

上がったら結果的に経済どうなんの?

と疑問を持ち、しっかりとその回答に納得して払う方が、当たり前だけど筋が通っています。

  

今でもまだ経済に対するアレルギーはあるんですが、より国の進む道に寄り添い、理解し行動を共にしていけば、日本で暮らしていく意味合いが変わってきて、筋の通った生き方になるのではと思っています。

  

これからはちゃんと国の家計簿には目を通しましょう!

  

★ハッとしてグッとポイント★

経済とはけして難しくありません。私たちの身近にあるもの。

ひとたび経済を理解すると、その面白さは格別である。

読んだら忘れないための備忘録

歳を重ねるにつて、読んだ端からすぐ忘れては、本屋でお気に入りの本を手に取り、帰ってみたら、自宅の本棚に全く同じものがある光景に辟易してしまう。 そんな負の連鎖を極力避けるべく、またせっかくの学びをより確かなものにするための備忘録です。

0コメント

  • 1000 / 1000