「すぐやる脳」のつくり方

茂木健一郎 著 / 

  

人は新たな行動に出る時、なかなかその一歩を踏み出せない。

失敗したらどうしよう・・・いや、もう少し考えてからすべきなのでは・・・と様々な抑制が脳に働きかけ、その行動にブレーキをかけている。

 

なので、その抑制を外してあげれば、誰でもその一歩踏み出せると茂木さんは語る。

 

「すぐやる」ことが苦手なのではなく、「脳の抑制の外し方」を知らないだけで、その外し方を実践すれば「すぐやる脳」へと変化する。

それは、けして難しいことではなく、ちょっとした考え方、工夫次第で変化します。

 

まず、その行動をあまり深く考えずに、習慣化することが大切。

基本的に頑張る!という特別なことをやってます!という意識が、すでに抑制です。

頑張る!努力する!という回路は、想像以上に脳に負担をかけ、エネルギーを消耗し、疲れてしまう。

なので、その環境下では長続きせず、すぐに諦めてしまうんですね。

だから常ににフットワークを軽くしているのがベスト。

 

脳がパンパンにあらゆる物事で占められていると次の行動に踏み出せないので、余分な事は出来るだけ削ぎ落とし、フロンティア精神やチャレンジ精神が生まれる領域、つまりワクワク出来る「空き地」を作っておくことが必要。

 

その「空き地」からやる気がどんどん湧いてくるのです!

  

脳の抑制を外せば、誰でも軽く一歩を踏み出せます。

その一歩が行動となり、新たな道を切り開いていくんですね。

  

★ハッとしてグッとポイント★

かのアインシュタインはこう語る。

「何かを学ぶためには、自分で体験すること以上にいい方法はない」

読んだら忘れないための備忘録

歳を重ねるにつて、読んだ端からすぐ忘れては、本屋でお気に入りの本を手に取り、帰ってみたら、自宅の本棚に全く同じものがある光景に辟易してしまう。 そんな負の連鎖を極力避けるべく、またせっかくの学びをより確かなものにするための備忘録です。

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