日本一心を揺るがす新聞の社説
水谷もりひと 著 /
ここには、政治、経済、事件、事故といった暗いニュースは載っていない。
ただただ、面白かった話、為になった話、役に立った話、感動した話、心温まる話、いい話ばかりだ。
悲惨な事故、恨みつらみの事件、怒りに満ちた出来事、不倫、麻薬…などの悲しいニュースは他に任せればいい。
そんな著者の想いが詰まった、社説らしくない社説。
明るいニュースや、嬉しいニュースを聞くと、人は無条件に前向きになれる。
これはどんな啓蒙書を読もうが、身近にある何気ない心温まるひとコマには負けてしまう。
そんな人として当り前の「幸せ」に束の間浸らせてくれる。
しかし、現実には目にする光景は、そんな幸せとは程遠いものだ。
恋人と別れたり、友人と言い争ったり、仕事で怒鳴られたりと、ヘコむことも度々。
そんな時、本著を手にとってみては。
★ハッとしてグッとポイント★
情報は、「報」の上に「情け」を乗せている。
「情け」とは人間味のある心、思いやり、優しさ。
情報は常に「情け」を乗せて発信したい。
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