自分は自分 人は人

和田秀樹 著 / 

  

とはいうものの、人はやはり他人と比べ、競争心に陥るもの。

他人と比べることで劣等感にさいなまれたり、競争に負けまいとオーバーワークになってしまい、本来の自分のあり方を見失ってしまうもの。

  

そんな争いは「争い好き」に任せてておきましょう。

  

自分のやるべきことを見極め、コツコツとマイペースで進めることが、気持ちを楽にさせてくれます。

  

そのためには「現在進行中」の人間になること。

何か目の前に熱中できることを常に意識し持ち、自分の課題に向かっていく。

すると、他人の言葉やペースに惑わされなくなる。

  

周りに他人がいようが、やることが決まっているなら、すぐにスタートを切ることができ、とても身軽になれる。

  

また「争わない人」には生き方に「しぶとさ」があり、どんな環境においてもじわじわ這い上がっていく力が芽生える。

  

現在はなにかとストレスの多い競争社会。

勝ち組、負け組と一喜一憂するのではなく、人生にはいろいろな「勝ち方」があると分かれば、みんな幸せになれるんです。

  

★ハッとしてグッとポイント★

当たり前のことを当たり前にやっていけばいいんだと気付いた人が、結局は自分の人生に充実感を持つことができる。

読んだら忘れないための備忘録

歳を重ねるにつて、読んだ端からすぐ忘れては、本屋でお気に入りの本を手に取り、帰ってみたら、自宅の本棚に全く同じものがある光景に辟易してしまう。 そんな負の連鎖を極力避けるべく、またせっかくの学びをより確かなものにするための備忘録です。

0コメント

  • 1000 / 1000