好きなことだけして生きていく

心屋仁之助 著 / 


「好きなことだけをして生きていく」


そんなこと出来れば、誰も苦労しないよ…

とお思いでしょうが、考え方、心の在り方を変えれば、誰でも手に入れられる楽な生き方なんだよと心屋さんは教えてくれる。


好きなことをやると、周りに迷惑をかけてしまう、嫌われてしまう、はたまた何調子いいこと言ってるんだと、笑われるといった罪悪感を感じてしまう。

まずはその罪悪感を捨てよう。


人は迷惑をかけずに生きていくことなどあり得ません。

誰にも迷惑をかけない人は、実は感謝のない人です。

これからも迷惑をかける代わりに、感謝の気持ちを忘れずに生きていくのが大切。


支えてもらったり、支えてあげたり。

与える楽しみと受け取る楽しみ、両方味わえる人になる。

そうすれば、好きなことが出来るようになります。


苦しい時には、素直に他人の力を借りましょう。

自分一人の「自力」で頑張るより、「他力」を使った方が、圧倒的に絶対力が違ってきます。

好きなことをやるコツは、「他力」を増やすこと。


現状を超えて、新しい世界に飛び込むには勇気がいります。

なぜなら怖いからです。

でも、様々な心配事は起きた時に考えればいい。

未来のために好きなことを我慢しても、未来にそれが手に入るとは限りません。

でも好きなことをすれば、未来も好きなことが手に入る可能性が増える。

その可能性を信じられるかどうか。


安全を求めすぎると、「楽しむ」を忘れます。

幸せは百点満点完璧で、一点の曇りもない、というものではありません。

多くの人は幸せに対するハードルが高すぎます。

でも、ハードルの位置を低くすれば、幸せが増えます。


完璧さを求めず、多少の失敗や回り道さえも楽しい。

それが好きなことをして生きるということ。


好きなことをやる生き方は、けして罪悪感を感じるものではなく、誰もが素直に簡単に歩ける道のひとつ。

あなたが楽しめば、周りも楽しんでくれる。


「こんな今が幸せ」だと思うことが、人生を最高に幸せに生きる方法です。


★ハッとしてグッとポイント★

一生お金に困らないとしたら、誰にも嫌われないとしたら、あなたは何をやりたいですか?

それがあなたの好きな生き方です。

読んだら忘れないための備忘録

歳を重ねるにつて、読んだ端からすぐ忘れては、本屋でお気に入りの本を手に取り、帰ってみたら、自宅の本棚に全く同じものがある光景に辟易してしまう。 そんな負の連鎖を極力避けるべく、またせっかくの学びをより確かなものにするための備忘録です。

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