ゲーム・オブ・スローンズ
日経エンターテイメント 著 /
時して奇跡的なモンスタードラマに出くわすことがある。
昨年は「ブレイキングバッド」であったが、今年はこちらである。
架空の大陸、ウェスタロスにある七王国を舞台に壮絶な玉座争いを描く「ゲーム・オブ・スローンズ」。
もはやテレビドラマとは言えない、壮大なスケールと圧倒的で濃厚な人間ドラマが秀逸!
ドラゴンやゾンビ、妖術などファンタジー要素もふんだんにありながらも、けしてチープなものにならず、説得力のある描写が凄い!
なんせ主要人物から脇役まで、台詞のあるキャラクターが162人もいるんで、この嵐のような群像劇について行くには、この本は欠かせない。
深く入り込めば、入り込むほど、ドツボにはまる大人のダークファンタジー。
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