Facebookで集客・売上をアップする方法
田代政貴 著 /
つい少し前までは、情報は受け取るものとばかり考えていた。
しかし、インターネットが普及し、瞬く間にSNSが誰にでも使えるようになり、情報を自ら発信できるまでになった。
日頃、仕事ではお店のブログ担当ということで、日々更新作業にいそしんではいるが、プライベートでは、TwitterはもちろんInstagramすらやってなく、携帯は未だにガラケーという現状。
Facebookだけはご覧のように少したしなむ程度である。
しかし、ビジネスをやっていく上で、今やSNSのツールは避けて通れないもので、コミュニティ形成のツールとしては、Facebookは最強のものだと思い、これは将来に向けて勉強するべきだと手に取る。
共通点を持った人たちや同じものを共有する人たちの集まりがコミュニティである。
このコミュニティの関係性を築けば、そこでのビジネスやサービスの成功率は一気に高まる。
そしてコミュニティの形成において最も重要なことは、「共有」と「主体性」である。
この「共有」のレベルが高ければ高いほど「主体性」が芽吹き、そのコミュティは継続していく。
これは考えてみれば会社の経営となんら変わることがない。
成長する企業の特徴は、会社の理念や目標に共鳴し、社員自らが当事者意識を持ち、「自分事」として仕事に打ち込む。
このプロセスがコミュニティ形成には必要不可欠なのである。
しかし、ビジネスに結びつけたい一心で、少しでも強引な印象、あるいは下心ありありと見える印象を与えてしまうと、一気に求心力が落ち、離れていくので要注意だ。
あくまでもFacebookは「関係づくりの場所」であることは忘れずに。
共感されるような情報を8割、ビジネスに関係した投稿が2割。
ビジネスを売り込む投稿ではなく、あくまでもビジネスを「魅せる」投稿。
何よりまずは参加してくれる人が、楽しめているか、メリットを感じてもらえているか、満足してくれているかという点が確立されてなくてはならない。
これらのいろいろな条件がクリアー出来てる環境では、そのコミュニティはひとりでに成長、継続を続け、運営側、参加者側双方にとって有益なものとなる。
では、どのようなコミュニティを形成したいのか?
それは今までの自分の仕事の経験や趣味や、やりたいことを総合的に照らし合わせ、模索し、実行していきたいと思います。(これは考えてるだけで楽しい)
余談ではありますが、私が細々とやってるFacebookの友人の中で、このFacebookを使って、見事に有益なコミュニティを形成している方がいます。
その内容たるや見れば見るほど、本書に書かれている内容と合致し、非常に学ぶ点があることに気づく。
こんな身近に成功例があるとは、あっぱれである。
★ハッとしてグッとポイント
参加者が増えたコミュニティからビジネスが生まれ、主催者のビジネスとリンクしていくことは、コミュニティが完全に成長し、自分だけの存在ではなくなった証拠。
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