池上彰のお金の学校
池上彰 著 /
そもそも、お金とはなんだろうか?
大昔、「お金」なんて存在してなかった。
みんな、物々交換をして欲しい物を手に入れていた。
それを効率よく成立させるために、交換する元となる「みんなが欲しがる共通の物」が生まれた。
日本では「稲」でした。
当時は稲を「ネ」と発音し、
「これはどれだけのネになるの?」という会話が日常となる。
そこから財物の価値のことを「ネ」と呼ぶようになり、それが今日の値段の「値」の語源となっている。
へえ〜、そうだったの!
というお金の雑学から、我々の身近にあるお金にまつわるその仕組みを、とても分かりやすく丁寧に池上彰先生が教えてくれる。
税金とは?金利とは?株とは?保険とは?GDPとは?
あなたは説明できますか?
例えば、税金なら…
コミュニティを維持するための必要経費。
集団みんなの利益のために払われるものだから、みんなで少しづつ負担しよう。
だったら、金利は…
お金を引き出すまでの我慢料。
預けたお金を引き出すのを長く我慢すればするほど高くなる。
と、分かっているようで、分かっていなかったことが、すんなり理解できる。
その他、紙幣を発行している日本銀行の儲かる仕組みや、国が抱える国債という借金のカラクリ、金融機関の主な仕事、インフレ、デフレ、税金問題…
知れば必ずためになるお金にまつわる基礎が充実してます。
生活に欠かせないお金の情報を理解することで、よりよい社会生活を営もう!
あなたもお金の学校に入学しましょう!
★ハッとしてグッとポイント★
基礎が分かれば、お金の流れがすんなり分かり、経済学も怖くない!
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