7つの習慣
スティーブン・R・コヴィー 著 /
自己啓発、ビジネス書で何か良き本はないかと調べると、必ず誰もが良書だと勧める本がある。
それがこの「7つの習慣」である。
約20年前に出版されて以来、全世界で販売部数は3,000万部を超え、20世紀に最も影響を与えたビジネス書のひとつとして、今なお揺るぎない実績を誇る、モンスターブック。
時代がいくら流れ、文化や生活環境が激変するこの世であっても、決して色褪せることない不変の原則がここにはある。
それを「7つの習慣」として、体系的に分かりやすく説いてくれる。
簡単であるが、触りだけ紹介すると、
「7つの習慣」とは、効果的に生きるための基本的な原則を具体的に形にしたものであり、これらの習慣を身につけるのは、継続的な幸福と成功の土台となる正しい内面を植え付けることである。
人はどんな環境下にあっても、物事をどう認識し、理解し、行動するかによって、劇的にいつでも変われることが出来る。
この物事の「見方」をパラダイムと言い、私たちの態度や行動は、こうした思い込みから生まれる。
物事をどう見るかが、私たちの態度と行動を決める。
そこには正しい方向へと導いてくれる指針と言うべき原則があり、それを効果的に自分の内面へと落とし込めば、自分の望むべき道しるべとなってくれる。
そして、周りの環境に影響されず、自分を律することの出来る人格が芽生え、次に社会や家族、夫婦、友人などとのお互いに支え合える「相互依存」のプロセスに移行することが出来るのである。
これ、かなりシュートカットでお話ししてます、あしからず。
ボリューム満点の本書ではありますが、読み応えがあり、なるほど、知れば納得の良書です。
「7つの習慣」とありますが、著者のコヴィー氏も言ってますが、これを全部達成することは、まず出来ないだろうと、しかし要は完全制覇を目指すのではなく、ひとつでも多くの習慣を身につけ、内面を磨くという、日々の鍛錬、その姿勢が自分自身も含め、周りを幸せに導く手段だと説いてくれてるのです。
経済的自立とは富を持つことではなく、富を生み出す能力を持つことであり、その能力は自分自身の内面で育てるべきものである。
★ハッとしてグッとポイント★
現在発行されているあらゆる自己啓発、ビジネス書に多大な影響を与え、あらゆるエッセンスが詰め込まれたバイブルです。
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