売れる販売員の法則

橋本和恵 著 / 


もともと私は、販売というものにはあまり興味が抱けなかった。

というのも、元来、かなり人見知りの傾向があり、初めて対面する人とコミニケーションを取るのが苦手だったからだ。


なので、どちらかというと、人とあまり接することのない黙々と作業をこなす仕事が好みであった。


しかし、当本に書かれている通り、販売とは才能ではなく、技術や方法論を学べば、誰でも「売れる販売員」になれる可能性があることを知って、今までの販売、接客業に対する姿勢が変わった。


売れる人と売れない人との違いは、才能ではない。

販売は、技術と真心。


売れる人はお客様の「心の動き」に敏感であり、その商品を売るのではなく、お客様が購入後得ることの出来る価値を売る。


自分の価値観は入れない、お客様の価値観が最も優先である。

例え自分が好まない商品でも、販売することが出来る、それが売れる販売員である。

言ってしまえば、売れる販売員は、商品が何であろうと売れてしまう。


商品が売れ、お客様に喜んでもらえると、素直に嬉しいし、より良い接客を心掛けようとする。

一度や二度、邪険に断られようが、苦にしない、ましてや自分を責めたりしない。

まだ勉強不足と精進すれば、必ず売れる仕込みがあることを知っているから。


売れないことを商品のせいにしたり、景気のせいにする悪い癖は今すぐ捨てよう。


★ハッとしてグッとポイント★

自分の中に正解はない。

お客様が出した答えが正解である。

読んだら忘れないための備忘録

歳を重ねるにつて、読んだ端からすぐ忘れては、本屋でお気に入りの本を手に取り、帰ってみたら、自宅の本棚に全く同じものがある光景に辟易してしまう。 そんな負の連鎖を極力避けるべく、またせっかくの学びをより確かなものにするための備忘録です。

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