大家さんと僕

矢部太郎 著 / 


お笑いコンビ、カラテカの細くてちっちゃい方、矢部太郎。


借家をお笑いのロケで、大いに荒されたあげく、立ち退きにあい、次にたどり着いた住処は、87歳のおばあちゃんがひとりで住む、二階の一部屋。


不動産屋からの条件はたったひとつ、「もしなにかあったらよろしくお願いします」


上品な佇まいで、なにかと「僕」の世話をしたがる「大家さん」。

「ごきげんよう」がいつもの挨拶代わりで、お買い物はいつも伊勢丹。


一方の「僕」も、「大家さん」の思い出話に耳を傾け、困った時には手を差し伸べる。

そんな二人の交流が、実にほっこりとしていて、思わず微笑んでしまう。


日常の何気ない一コマが、こんなにキラキラ輝くなんて。

誰もが好きにならずにいられない漫画です。


★ハッとしてグッとポイント★

大切な人をもっと大切にしたくなる。

読んだら忘れないための備忘録

歳を重ねるにつて、読んだ端からすぐ忘れては、本屋でお気に入りの本を手に取り、帰ってみたら、自宅の本棚に全く同じものがある光景に辟易してしまう。 そんな負の連鎖を極力避けるべく、またせっかくの学びをより確かなものにするための備忘録です。

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